葉酸の特徴

先天性異常のリスクを７０%も下げてくれたり、流産のリスクを下げてくれるなどの働きをする葉酸ですが、どのような特徴があるのでしょうか？

葉酸は、熱に弱く、水溶性のビタミンです。

そのために、調理の段階で失われてしまうというデメリットがあります。

そして、水溶性という特徴から、せっかく摂取しても、その大半が排出されてしまうという面もあります。

更に、葉酸は、核酸という遺伝情報に大きく関係する成分の合成を助け、新しい細胞を作るのを促してくれたり、赤血球を生成し、動脈硬化を予防するという働きもします。

ほうれん草の葉から見つかったビタミンということから、植物にしか含まれていないようなイメージを受けますが、実際には動物の肉類にも含まれているビタミンB群の一つが葉酸です。